日本の生命科学が人類の知の最前線で今後も活躍し続けられるよう、将来の日本の生命科学の発展を牽引できる人材を育成することを目的として、基礎的な研究能力を修得した日本人研究者が海外の研究機関に身を置き、加速化する生命科学の変化を体感しながら、世界トップレベルの研究者と切磋琢磨するための留学を支援します。
現在までの業績だけではなく、留学先での研究を通して、将来どのような研究者としてライフサイエンスの発展に寄与したいのかも、選考の基準と考えています。
研究テーマは、広義の生命科学関連領域(有機合成化学、天然物化学を含む)であれば特に制限はありません。
女性研究者および創薬科学分野の研究者からの積極的なご応募を歓迎します。
- 対象分野
対象課題
- 研究テーマは、広義の生命科学関連領域(有機合成化学、天然物化学を含む)であれば特に制限はありません。申請者ご自身のお考えで、申請する研究テーマの内容に最も近いと思われる分野 1 つを以下から選択して頂きます。
分野 1:臨床医学
分野 2:生命科学
分野 3:創薬科学(有機合成化学、天然物化学を含む)
- 参考情報
◎留学を受け入れる旨の書状
・受け入れ先が発行した留学を受け入れる旨の書状(招聘状)の提出が必要です。
・申請時に間に合わない場合は、申請書本文の最終項目 [XIV] に入手予定時期を記載し、入手次第、事務局に御提出ください。最終提出期限は、2023 年 9 月 30 日です。
・当該書状には、留学期間(開始日、終了日)が明記されていることが必須です。(1 年以上の期間が保証されていれば、終了時期は不確定でも可)
・本財団からの助成を獲得できた場合には留学を受け入れるという趣旨でも結構ですが、受け入れ先に本財団からの助成が既に決まっているかのような誤解を与えないようにご注意ください。
- 助成金額
- 700 万円(11件、総額7,700万円)
- 助成期間
- 留学開始日から 1 年間
- 応募要件
- 以下の要件 1)-3)をすべて満たし、2024 年 4 月 1 日~2025 年 12 月 31 日の期間に 1 年間以上の海外留学を開始する研究者に応募資格があります。留学開始日が 2024 年 4 月 1 日以降であれば、申請時に既に留学している研究者も応募可能です。
推薦は不要です。また年齢制限はありません。但し、下段の「5. 注意事項」をよくご確認ください。
1)これまで1回 1 年間以上の海外留学の経験がない。1回で 1 年未満の短期留学経験は、応募資格には影響しません。
2)留学開始日から 1 年間に、留学先、日本の所属機関、ならびに日本国内で活動する助成機関(日本学術振興会を含む)から得られる収入の合計が 1,000 万円未満(以下、金額はすべて税引き前)である。(以下、外貨建ての収入の円貨への換算については、2024 年 1 月の1 か月間の為替レート(TTM)の平均値を用います。米ドル:1USD=146.65 円、ユーロ:1EUR=159.86 円、英ポンド:1GBP=186.36 円、豪ドル:1AUD=97.25 円、カナダドル:1CAD=109.20円、スウェーデンクローナ:1SEK=14.14 円です。その他の通貨については、必要に応じてお問い合わせください。)
3)博士号取得済み、もしくは出国日までに博士号取得見込みの研究者
- URL
- https://www.astellas-foundation.or.jp/assist/abroad.html