水素社会の実現に向けては、様々な需要に対応する水素サプライチェーンを構築することが極めて重要である。水素サプライチェーンの構築に向けては、更なる技術革新を通じた水素コスト低減を図る必要があることに加え、新たな技術や用途での実装に際して、安全性を検証しつつ、規制等の整備及び合理化を図ることも求められる。本制度では、水素サプライチェーン構築に際して必要な要素技術開発に加え、規制整備や国際標準化のために必要なデータ取得等を支援することを目的とする。
- 対象分野
対象課題
- 研究開発項目I~IIIに関して、水素を製造・貯蔵・輸送・利用するための設備や機器、システム等(貯蔵タンク、充填ホース、計量システム等)の更なる高度化・低コスト化・多様化につながる技術開発等を行うとともに、規制の整備や合理化、国際標準化のために必要な研究開発等を行う。
研究開発項目I:「大規模水素サプライチェーンの構築に係る技術開発」
研究開発項目II:「需要地水素サプライチェーンの構築に係る技術開発」
研究開発項目III:「水素ステーションの低コスト化・高度化に係る技術開発」
- 助成金額
- <委託>NEDO 負担率:100% / <助成>NEDO 負担率:1/2 ※留意事項を応募要件に記載します。
- 助成期間
- 事業期間は、2025 年度~2027 年度までの最長 3 年間とし、提案書は研究開発に必要な期間(最長 3 年間)の計画で作成してください。
- 応募要件
- ・2025 年度の新規事業の全体予算は 20 億円程度です。個別の研究開発テーマの予算規模は提案内容次第のため、上限等は設けておりませんが、当該予算の必要性は厳格に審査します。また、採択審査の結果又は国の予算の変更等により提案額から減額することを条件として付して採択候補とすることがあります。
・2026 年度以降の毎年度の予算規模も同額程度を予定していますが、予算案等の審議状況や政府方針変更等により、予算規模は変動することがあります。
- URL
- https://www.nedo.go.jp/koubo/SE2_100001_00108.html