群馬大学生体調節研究所は,21世紀COEプログラム,グローバルCOEプログラム,そして平成22年度からは内分泌・代謝学 共同研究拠点として内分泌・代謝学に関する研究を推進するとともに,様々な研究成果を蓄積し,新しい解析技術,バイオリソースを創出してきました。
一昨年,令和4年度以降も内分泌・代謝学 共同利用・共同研究拠点として認定されたことから,引き続き当該分野における国内外の研究者との共同研究や研究支援,長年にわたり蓄積してきた様々な研究リソースの配布等を通じて,生体調節メカニズムの包括的な理解,生活習慣病や内分泌・代謝機構の研究に大学の枠を越えて貢献することを目指しております。また,保有する設備等の共同利用を促進するとともに,内分泌・代謝領域にとどまらない異分野融合や新領域研究の創発においても積極的な役割を果たすことにより,当該研究領域のより一層の発展を計ることといたしました。
つきましては,本研究所の教員との間で,本研究所の研究リソース,最先端設備を利用した共同研究を以下の要領で公募します。
また,本共同研究は以下の2つのプロジェクトからなりますが,これらの枠にとらわれない重要な問題に果敢に挑戦する研究計画も同等に受け付けます。
- 対象分野
対象課題
- ◇生体調節機構解析プロジェクト
生活習慣病の発症に関連する内分泌・代謝学を中心とする生体恒常性の仕組みを解明する研究プロジェクト
◇内分泌・代謝疾患プロジェクト
生体恒常性の破綻による疾患の病態,成因を解明する研究プロジェクト
- 助成金額
- 公募要領をご確認ください
- 助成期間
- 令和6年4月1日から令和7年3月31日の1年間
- 応募要件
- 大学並びに公的研究機関に所属する教員・研究者又はこれに相当する方
なお,研究分担者には,大学院生・学部学生を含めることができます。
参加する大学院生・学部学生は「学生教育研究災害障害保険」等に必ず加入し,特に学部学生においては,学生の所属機関の助教以上の教員,もしくは,受入教員研究室の研究者の監督下で実験等を実施してください。
本共同研究は,当該分野の新たな挑戦を助成するため,同一研究室からの申請は採択年度を含めて連続して3年度を限度とします。ただし,当該課題について共同研究拠点としての論文業績が発表された場合には,1年度を空けて,3年度を限度として新たなプロジェクトを申請することができます。
また,当共同研究拠点としての成果が出れば,何度でも応募可能ですが,これまでの共同研究論文実績を評価対象とします。
- URL
- https://www.imcr.gunma-u.ac.jp/?page_id=6820